生命のしくみをデータで読み解く
我々は、バイオインフォマティクスという分野を基盤に、生命現象を観察することによって得られたデータの解析と、解析手法開発を行っています。DNAやタンパク質のアミノ酸配列、立体構造、微生物の集団データなどをコンピュータで解析し、目に見えない生命のしくみを読み解くことが目的です。 主要な研究テーマの一つは、創薬標的となるタンパク質どうしの分子間相互作用の解析です。病気に関わるタンパク質が、どのように結合し、どのようにはたらくのかを調べることで、正常な発生にはたらきかけ、疾患を制御する方法につながる知見をえることが目的です。また、チョコレート、コーヒー、ぬか床や酒、ワインなどの自然発酵に関わる微生物の多様性をメタゲノム解析によって評価し、発酵が生み出す多様性の正体を探っています。さらに、発酵に関わる酵素、レアアース回収に貢献するタンパク質などを対象に、より高性能なタンパク質分子を設計する研究に取り組んでいます。